家庭教師に日本史・世界史を習うなら！暗記方法の伝授や論述の添削をしてもらおう家庭教師に日本史・世界史を習うなら！暗記方法の伝授や論述の添削をしてもらおう
暗記科目は自学自習するものと思っていませんか？ 問題演習を自分でこなすのは有効ですが、暗記がそもそも苦手な人や大学受験で論述がある人は家庭教師にアドバイスをもらって勉強した方が効率的です。日本史や世界史などの歴史を家庭教師に教えてもらう場合にどういった内容が好ましいのかを今回まとめました。
オリジナルの語呂合わせや暗記歌で暗記のサポートをしてもらおう
歴史は暗記科目です。勉強すればするほど得点がとれる科目といってもいいかもしれません。ただ、もしかするとあなたは暗記が苦手で困っているのではないでしょうか。そんなときに家庭教師に暗記のサポートをしてもらいましょう。
たとえば暗記用具の作り方を聞いてみてください。単語カードの作り方や暗記ペンの活用方法などは、学校の先生は授業で扱わない情報かもしれません。講師が実際に行って成果を出した方法を聞いてあなたも試してみましょう。
なかには暗記歌や語呂合わせなどのより効率的な暗記方法を教えてくれる講師がいるかもしれません。黙々と教科書を音読するのも良いですが、オリジナルの暗記方法がならば印象にも残りやすいでしょう。
さらに人間は寝ている間に脳内の情報を整理しているため、暗記科目は寝る前にやるのがオススメされています。また同じ内容を何度も繰り返し復習することで知識は定着します。このように日頃の生活習慣を振り返りながら、暗記に使える時間を見つけ、またそこで使える暗記道具を講師と一緒に作ってみるのも良いでしょう。
学校の授業が板書で精一杯なら、家庭教師の再解説で定期テスト対策を！
家庭教師を利用する目的として、学校の授業についていけるようになりたい・定期テストの対策がしたいと考える人も多いでしょう。とくに歴史の授業でいえば、板書量が多くて授業中は書くのに集中してしまい、説明を聞き逃している生徒もいます。
もしあなたが同じ状態ならば、学校のノートや教科書をもとに講師から改めて流れを説明してもらう時間にしてみてください。講師が許可を出せば、録音して空いた時間に聴き直しても良いでしょう。音源データも立派な暗記道具になります。
また定期テストは学校の授業内容を理解しているかを確認するための試験です。授業中に先生が強調したポイントはもちろん、ワークやプリントから同じ問題が出題される場合があります。同じ地域で長く家庭教師をしている講師であれば出題傾向にも詳しくなっているかもしれません。出そうな単語や実際に出た問題がわかればぜひ確認しておきましょう。
ただ、ワークやプリントの問題演習を講師の授業中にやるのはもったいないです。問題演習は自分だけでもできます。授業の前に一度チャレンジして、間違えた・よく分からない問題を講師に解説してもらうのが好ましいです。とくに問題集はページの制限があって、解説が少ない場合があります。解説が省かれている箇所や読んでもよく分からない箇所を講師に質問してみてください。
家庭教師と一緒に、受験に必要な範囲に絞った効率的な歴史学習を！
受験対策で家庭教師を利用する人もいるでしょう。学校の定期テストとちがい、受験の出題内容がネットなどにも出回るため、どの教科においても傾向と対策の分析がしやすいです。
とくに歴史は頻出の語句や文献があります。受験だけに主眼を置くならば、どこが出やすいのかを講師に確認して、出ない部分は覚えないぐらいの方が得点・合格につながるでしょう。
とくに大学受験は、大学入学共通テストだけに対応すればいいのか・私立大向けにマニアックなワードの書き取りまで対応するのか・国公立大の二次試験のために論述対策までするのかで学習の到達度が変わります。志望校別の対策も進めるなかで、受験で問われる可能性が高い内容をまず押さえて効率を上げるのを意識してください。
なかには日本史の近現代史を受験直前期に授業をする進度の遅い高校があります。しかし大学によっては、戦後を含む近現代史の知識まで理解しておかないと入試で対応できない場合もあるのです。高校の授業のペースで学習していては手遅れになるかもしれません。志望校が決まっていて、独自の対策が必要な場合は家庭教師と一緒に先に進んだり特化した志望校対策をしたりするのをおすすめします。
二次試験用の論述対策に家庭教師の添削が有効
上でも軽く説明しましたが、国公立大学の二次試験で歴史の論述がある人もいるでしょう。そんな人には家庭教師と対策するのをおすすめします。理由は、自分の書いた文章に自分で採点をするのは難しいからです。
正誤問題や並び替え、または誤字脱字は自学だけでもカバーできるでしょう。ただ論述だけは答えがひと通りに定まるわけではないため、回答を添削しなければなりません。なかには単語は与えられてつながりを説明するような問題もあります。自分で書いた答えが正しいのか・またより良い回答はどういった書き方なのかを他の人に判断してもらうのが論述上達の近道です。
ほかにも論述の勉強法から家庭教師に教えてもらうのも良いでしょう。たとえば問題に対する答えを書かずにスピーチして家庭教師に採点してもらうのはいかがでしょうか。しゃべれないと書けないという大前提はもちろん、誰かに説明しようとすると自分で分かっていないポイントが明確になってきます。講師のオリジナル勉強法もぜひ聞いてみてください。
暗記が苦手な人にも高いレベルの学習が必要な人にも家庭教師はおすすめ
歴史は暗記科目だと最初に説明しましたが、自学で差がつく科目であるのは間違いありません。書いたり読んだりを繰り返す地道な勉強をつまらないと思う人もいるでしょう。しかし、やった分だけ結果に結びつくと信じて勉強を続けてください。
また家庭教師を活用する際に意識したいのが、一人ではできない勉強をサポートしてもらうことです。一問一答を自習で行いながら単語レベルの理解を深めつつ、つながりを説明してもらったり論述の添削をしてもらったりして家庭教師を利用してみましょう。歴史が苦手な人はもちろん、高いレベルの学習が必要な人こそ個別で指導が受けられる家庭教師が有効なのです。
