共働き家庭必見!親が自宅にいないときの家庭教師の利用方法

自分がいないタイミングで家庭教師を家に呼ぶとなると抵抗を感じる親御さんがいるのではないでしょうか。共働きの家庭はもちろん、急用で外出しなければならなくなるケースもあるでしょう。先生の自宅を使わせてもらうなり、オンライン授業に切り替えるなり、親御さんが自宅にいられないケースでの家庭教師の利用方法をまとめます。
生徒だけで対応する場合は生徒の年齢や分別を考慮

親御さんがいなくても生徒だけで講師を迎えられるのであれば、問題ないかもしれません。中学生以上の分別のある生徒であれば、戸締りや出迎えの仕方・緊急時の連絡先などを事前に確認しておけば対応できる人もいるでしょう。同性の講師にお願いしておけば、安心感も増します。
小学生以下の生徒であれば、子どもだけで家にいるより、むしろ講師に来て面倒を見てもらった方が安心できる親御さんもいるでしょう。報告書などを介してお子さんの様子は講師側から報告を受けられます。共働きで生徒とゆっくり話す時間が取れていない親御さんは、講師を介して生徒の様子や悩みを教えてもらえて役立つ場合もあるでしょう。信頼できる講師かを見極めるのは親御さんの仕事ですので、妥協しないようにしてください。
オンライン授業ならお茶出しや掃除の手間もカット

生徒だけではどうしても不安な場合は、オンライン授業を検討してはいかがでしょうか。オンライン授業であれば先生が自宅に来ないため、セキュリティの心配が減り、また掃除やお茶出しなどの配慮もいらなくなります。
使用する通信環境によって異なりますが、様子が気になる方はミーティングソフトに同時にアクセスして授業を傍観したり、映像データを保存してあとから確認させてもらったりと工夫もできるでしょう。
ただオンライン授業の場合は、パソコンや通信環境などを用意するだけでなく、生徒が一人でも使えるように使い方も説明しておく必要があります。家庭教師センターによっては、機材を貸し出してくれたり、使い方を説明してくれたりする会社もあるため、サポート体制も含めて検討すると良いでしょう。
自宅外での授業は周りへの配慮を忘れずに

そして自宅以外の場所で授業をお願いする方法もあります。授業場所には、たとえばカフェやファミレスが挙げられるでしょう。最安値のドリンク代などを家庭側が負担するルールを設けて、あとは自宅に招くのと同じ要領で授業をしてもらいます。
混み合っている時間帯を避けるなど店舗の迷惑にならないように講師側と配慮を重ねる必要はあります。ただ、周りの人もいるため講師と二人だけで自宅で行うより安心できる方もいるのではないでしょうか。車を持っている講師の場合に送り迎えまでお願いできる家庭教師センターもあります。都市部以外で移動が大変な場合、送迎までお願いできれば親御さんの負担・心配も減らせるかもしれません。
ほかにも先生の自宅を使わせてもらったり、周りの迷惑にならないように静かにできそうであれば図書館や公民館などを利用したりする方法もあります。もしくは二人同時授業のコースを設けている家庭教師センターならば、友達の家で一緒に授業をお願いしたりもできるでしょう。そういった場合は、友達側の親の負担にもなりますので、いつもお願いしてばかりではなく、たまには友達を自宅に授業で招くなど配慮が大事になります。
共働きだからこそできる教育がある

共働きの親御さんは、仕事に時間が取られてお子さんと接する時間の捻出が大変とネガティヴな見方をされる場合があるかもしれません。ただ反対に、お子さんの教育費用の捻出がしやすかったり、仕事で培ったコミュニケーション能力を子育てに活かせたりとポジティブな面もあります。
家庭教師だけでなく通信教材や塾などお子さんの教育ツールはたくさんありますが、どれも一長一短といっていいでしょう。家庭教師の場合も、今回紹介したように親御さんが不在のときの心配をカバーするなら塾や通信教育の方が良いと思われる方もいるかもしれません。
ツールを選ぶとき、優先していただきたいのはお子さんが安心して勉強に集中できるかどうかです。どんなツールもメリット・デメリットを調べ、使い方などを工夫しながらお子さんの勉強環境の整備に親御さんは努めてあげてください。





